事情があって2つ目の住宅を持ちたい場合、住宅ローンはどうなる

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事情があって2つ目の住宅を持ちたい場合、住宅ローンはどうなる

事情があって2つ目の住宅を持ちたい場合、住宅ローンはどうなるのイメージ

二世帯住宅などを計画して、親世帯と同居することになっても、ライフスタイル等の相違から、別居に至るケースは案外見られることです。せっかく二世帯住宅を建築したけれど、子供の仕事の関係で(建築地から勤務先が遠いなど)、なかなか同居できず、結局底とは別に住宅を計画したいといと考えるようになることもあります。

こうした場合でも住宅ローンの返済が終わっているなら、またあらたに別の住宅ローンを組んで、子世帯だけで住む住宅を計画することもできますが、問題は住宅ローンが完済できていない場合です。

原則2つの住宅ローンを同時に持つことはできない
こうしたケースでは、ダブルで住宅ローンを組むことを受け付けてくれる銀行はないかと考えてしまうわけですが、残念ながら、すでに住宅ローンを利用している(返済中)という方が、あらたに別の住宅ローンを組むことはできません。住宅ローンは本人が居住する住宅に対して利用できるもので、基本的に住む場所は一箇所という考え方になっています。住宅ローンを組んで郊外にマイホームを建てたけれど、通勤がハードであるため、勤務先近くに中古のマンションをローンを組んで購入したいという場合でも、前の住宅ローンを返済中ということになると、マンション取得のための住宅ローンは、どこの銀行に相談しても組むことは出来ません。

もちろんこうした原則があっても、銀行や保証会社によっては特別な措置を講じてくれることもあるかも知れません。しかもちろんそれは、相当イレギュラーな判断であることは間違いありません。2つの住宅ローンを同時に持つということは基本的にできないということは、住宅を計画する際に知っておいたほうが良いかも知れませんね。

セカンドハウスローンとは
一般的にこうした場合の対処法としては、セカンドハウスローンを利用することがあげられます。

セカンドハウスローンは別荘や通勤用(通学用も対象となるものがある)のセカンドハウスの新築・増改築、または物件購入資金(中古も可)、またそのための土地取得資金に利用できるローンで、現在では扱っている銀行がかなり増えてきています。

住宅ローンのように、建築資金や物件購入資金のほか、物件取得に伴う諸費用などの資金も貸付対象となっていますが、ローン申込者本人が常住する物件を対象に融資する住宅ローンとは別物ですから、住宅ローンよりも審査基準が高めですし、金利も住宅ローンよりも高くなります。
ただ、それでも金利は3%~4%程度ですので、アパートローンなどに比べるとまだ低いほうです。しかも最近のセカンドハウスローンは、35年返済も可能としているところが増えています。

それでも当然ながら、返済負担率は現在返済中の住宅ローンも含めて審査されますので(もちろん車のローンやクレジットの返済なども含む)、年収がある程度高い方でなければ計画するのは難しいでしょう。年収基準も住宅ローンよりは高くなり、前年度税込年収が500万円以上というのがセカンドハウスローンを申し込めるひとつの目安です。

またセカンドハウスローンでも、団体信用生命保険に加入できること、火災保険に質権を設定できること、それと多くの金融機関では、物件所在地が申込金融機関の営業エリア内であることを申込条件としています。
最初に住宅ローンを申し込んだ頃から健康状態に変化があった場合などは、団信に加入できないために、ローンを利用できなくなることもありますので、その点も考慮しておく必要があるでしょう。

セカンドハウスローン以外にも、プロパーのローンなどもありますので、返済負担率上余裕のある方なら、セカンドハウスローン以外の選択肢はあります。ただ住宅ローン以外のローンのなかではセカンドハウスローンが、金利はいちばん低いですから、特殊な事情がなければ、セカンドハウスローンをまず検討するという順序になるでしょう。

セカンドハウスローンを取り扱う銀行
それではセカンドハウス住宅ローンを取り扱っている金融機関を一部紹介しておきましょう。

【三菱東京UFJ銀行】
三菱東京UFJ銀行は比較的早くからセカンドハウス住宅ローンを取り扱っていました。都市銀行でセカンドハウスローンを取り扱っているのは、三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行だけとなるかと思います(2012年現在)。
申込可能年齢は、20歳以上70歳の誕生日までで、完済時年齢は80歳の誕生日までとなります。借入可能金額は30万円~1億円まで、借入期間は2年以上35年以内、団信加入、三菱UFJ住宅ローン保証㈱の保証が受けられることなど、ほぼ住宅ローンと変わりありません。

金利は変動金利のほか、固定特約型のプランも選択できますが金利は4%~5%ぐらいになります。短期間で返済していく計画なら、セカンドハウスローンは変動金利のほうが良いのではないでしょうか。

【みずほ銀行】
みずほ銀行のセカンドハウスローンは、借入上限額、返済期間ともに以前より拡大され、最長35年返済期間、1億円まで借りることができるようになりました。
各行が住宅ローン並みの融資金額・返済期間を設定しているのは、もちろん本格的な別荘やリゾートマンション取得にも対応できるローンを提供するためです。

セカンドハウスローンの資金使途には、建築資金・物件購入などのほか、ローン諸費用にも使えるものがありますが、みずほ銀行のセカンドハウスローンは、ちょうどそのタイプで、火災保険料、保証会社の手数料・保証料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、リフォーム費用、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金まで、幅広く対応しているところが特徴となっています。

【スルガ銀行】
地方銀行でありながらユニークな商品を多数持つことで、全国に利用者がいるスルガ銀行のセカンドハウス住宅ローンは、『ドリームライフ・アセット』と云います。
このセカンドハウスローンの特徴は、投資用不動産購入にも利用できるところでしょう。他の銀行のセカンドハウスローンは、基本的に賃貸物件には使うことができませんので、多目的なセカンドハウスを計画している場合には、検討に値するローンと言えるのではないでしょうか。

また『ドリームライフ・アセット』は契約時年齢が50歳以上となっており(完済時年齢は満82歳まで)、この点も他行のセカンドハウスローン趣きが異なります。
利用いただける方として、年齢以外では、

・安定的収入または一定資産からの安定的な返済が可能である方
・現在までの人生を堅実に過ごされ、一定の社会的責任を果たされてきたと判断できる方
・勤務先・勤続年数・経営年数(事業者の場合)等は問わない

となっています。おそらくスルガ銀行独自の審査基準が設けられているのでしょうが、年収金額や返済比率を問わず、無職でも申し込めるということですから、早くから資産を形成しセミリタイアされているような方なども融資対象ということなのでしょう。スルガ銀行は不動産購入資金への融資は積極的な考え方をしている銀行です。文字通りアセット目的での利用を考えている方にはぴったりな商品となるのではと思います。なお融資上限額は1億円です。

【足利銀行】
足利銀行もセカンドハウスローンを扱っています。足利銀行のセカンドハウスローンは、みずほ銀行と同様に物件取得に伴う諸費用や外構、植栽工事などのエクステリア工事、解体工事分の費用もセカンドハウスローンで利用できます。

足利銀行のセカンドハウスローンは、融資上限額は5000万円で、完済時年齢は満80歳未満、最長35年返済が利用できます。また地方銀行でもあることから、融資対象物件の所在地は、足利銀行の営業エリア内に限定されます。その他では、前年度税込年収が500万円以上、団信生保への加入と足利信用保証(株)の保証を受けられることが融資条件となります。

融資金利は変動型、特約固定型から選択でき、取引状況に応じて適用される金利引き下げ幅が、返済期間を通じて適用されます。
また加入する団信生保は、住宅ローンと同様の8疾病保障タイプが金利アップなしで適用となります。

住宅ローンも評判の高い足利銀行ですが、セカンドハウスローンもなかなか良い内容ではないかと思います。

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